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芸術家。ミュージシャンの両親のもとに生まれる。twitter : @kohpon999 慶應義塾大学総合政策学部 坂井直樹研究会所属。ブランディングを学ぶ。研究:ソフトパワー戦略、ノマドライフスタイル実践、エンタテイメントとソーシャルイノベーション。在学中に電通・博報堂主催 MIRAI DESIGN AWARD2030受賞、それをきっかけに情報ブランド "NOMAD TV"を創設。Mckinsey & Company主催 Mckinsey School Of Leadership合格、1期生。2012年は、非定住のまま、アーティスト修行中。>>more.

2011年4月2日土曜日

30年後の世界におけるノマドと定住者の関係性

フランスの経済学者 ジャック・アタリの書籍に興味深い情報があった。



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「30年後には人口の50%が増加、都市の人口は2倍になる。
衛生面において、農村地帯より危険性が高く、
連帯感の薄い都市部では深刻な問題に。
手段の進歩、自由の拡大から母国以外で暮らす人々は15億人に達する。
その様な背景から放浪(ノマディズム)が復活。」


人口増加の問題と、それによってノマドが発生せざるを得ないという予言。
ノマドにもいくつかの種類があり、住む地域の状況によって
移動せざるを得ない"下層ノマド"、
また、そうではなく自らの意思で世界を飛び回る
"超ノマド"がいる。
この記述から、日本でも下層ノマドが生まれることを予感させる。

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「将来の重要課題は、我々の中の定住者次元と、
ノマド的次元を一致させることにある。」


これはつまり、前記事でも書いた定住者とノマドの共存を意味する。
また、僕と友人たちで受賞した、電通・博報堂主催のコンペ
MIRAI DESIGN AWARD 2030にて、提言した
ノマドパスポート -NOMAPO-」もまさにそのことを述べている。




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「定住者は自分がかつてノマドだったこと、あるいはいつの日かノマドなることを念頭において、ノマドの人々を快く受け入れ、彼らの考えを寛容に受け止め、彼らを助けなければならない」

「定住者ノマド境遇になった時は、自分がかつて定住者だったこと、あるいはいつか定住者であったことを忘れず、居住地で適切に行動し、身を置いている場所の生活習慣に従うことを積極的に受け入れなくてはならない。」


まさに今僕は、後者の立場にあり、お世話になっている友人たち、
ひいては関わる全ての人達に前者の経験を強いている状況にある。
もし彼の言うことが正しく、この経験が将来価値を生むものであれば、
僕は、少しばかりほっとする。

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「ノマドであると同時に定住者でもあるという二元性、歴史のはじめからあるこの対立の克服、旅への欲望を失わないこの定住生活は、グローバル化した世界を人間が生き抜くただひとつの方法だと私には思われる。」


そう占められたこのテーマは、僕の考える未来像とぴったり一致していた。
価値観の多様化、全く異質なものを受け入れる寛容性、
そこから生まれる未来の社会像。
誰もが見たことのない21世紀の世界は、衣食住という人間根本のカオスから生まれる。

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30年後の世界におけるノマドと定住者の関係性、
誰もがノマドに成り得る世界、
今、僕のライフスタイルは、そのちょっとした先取りなのかもしれない。

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