自己紹介

自分の写真
芸術家。ミュージシャンの両親のもとに生まれる。twitter : @kohpon999 慶應義塾大学総合政策学部 坂井直樹研究会所属。ブランディングを学ぶ。研究:ソフトパワー戦略、ノマドライフスタイル実践、エンタテイメントとソーシャルイノベーション。在学中に電通・博報堂主催 MIRAI DESIGN AWARD2030受賞、それをきっかけに情報ブランド "NOMAD TV"を創設。Mckinsey & Company主催 Mckinsey School Of Leadership合格、1期生。2012年は、非定住のまま、アーティスト修行中。>>more.

2011年4月20日水曜日

Looops.TV にノマドSFC生として出演

ユーストリームスタジオ恵比寿 にて、
ノマドSFC生として Looops.TV にアフタートークで出演してきました。




最後の30分のアフタートークで出演しています。
ノマドライフについて、ここまで詳しく話したのは初めてです。

結構好き勝手話したのですが、思いの外評判だったので、よかった。


松村太郎さんと、玉置沙由里さんに支えて頂きました。
ありがとうございました!

2011年4月19日火曜日

ノマド@恵比寿ユーストリームスタジオ




本日、20:00より、Looops.TVに出演させて頂くことになりました。


:ゲストは @taromatsumura さん、 @IHayato くん、そして @KOHPON くんです!「本日4月19日18時30分、Ust番組「Looops.TV」、ゲストは松村太郎さん。ソーシャル&モバイルの未来を語ります。」 http://t.co/Tc1vcRc


以前よりtwitterでコミュニケーションをとっていた、
@sayuritamaki さんのお誘いで、
ノマドをテーマに、30分ほど話します。


ともさんこと米田智彦さんと初めて会ったときに、
ノマド同士の初対談以来の、ノマドUstです。


→ 配信はこちらから。

* 現在も配信中ですが、僕は20:00からです。

最近気づいたのだが、どうやら僕のこの生活は、 定住している人からすれば相当不可解なものらしい。





600日以上も前のことを必死に思い返してみると、
なるほど、たしかに何があるかわからない思いで胸が満たされ、
これからどう生活すれば良いのか途方に暮れていた自分を思い出す。


いざ、ここ数日で驚かれたことをいくつか思い返してみた。


1:まず、「移動距離」に感覚のズレが出ているらしい。
日々移動し続けていると、移動することが呼吸のように当たり前のものになる。

通っている大学は湘南にあるが、主な活動地域は東京都内という、
日々、その往復というトレーニングを受けていたことも重なって、
今や僕は、移動することに抵抗もなければ、
むしろそうしないとなんだか気持ち悪くなってしまう。
ひとつのところにずっと居続けることのほうが、非日常化している。


2:次に、「体力」も少し変わってきているようだ。
僕は常に15kg前後のバックパックを持ち、移動し続けているが、今やそれが日常だ。

このバックパックを持ちながら一日中移動し続け予定をこなし、
いざ深夜に1時間歩き続けることも、全く苦ではなくなってしまった。
加えて、風邪を本当にひかなくなった。定住していた時は月一で悪くしていた身体も、
全くの健康体で、600日が過ぎている。
また、寝る場所が見つからず突然徹夜することになったとしても、
48時間は寝ずに活動し続けられるようになっていた。
いつも、緊張で張り詰めているのか、
それとも身体に普通ではない変化が起きているのかはわからないが、
とにかく定住している時よりも人生の密度は急激に上がっているのは確かだ。


3:最後に取り上げることは、「友達の数が爆発的に増えた」ということだ。
家でぼーっとする時間が無くなり、
人と会い続ける時間が増えたのだから、単純の変化ではあるが、
それは僕の人生を大きく変えていっているように思う。

昨日も、急なオフ日で真っ白の予定の中、友人の家で目覚め、会話し、
渋谷に出ると、またそこの友人と会うことになり、ランチをし、
そのランチの中で僕の後輩と彼がその朝に会っていたことがわかって、
後輩を呼び出してお茶をして、近況報告をしながらも
共通の友人たちの近況報告を聞くべく電話をしながら話し合い、
彼を見送った後、作業をしようとカフェに入ると、
そこにまた友人2人が座っていることに気づいて、
久しく会えたことを喜びながら話し、
そのうちまた別の友人が大学で夜通し作業をするというので、
たまっていた色々を消化しようとそちらに向かい、
結局3時頃に作業は全て終わってしまったので、
そこから朝まで人生について話し合うということをして一日を終えた。


うち、渋谷でランチをした友人は、
渋谷で傘のリサイクルシステムを実現しようとしている、
一般社団法人シブカサ代表の 末原弘喜 @_suehara

カフェで偶然出会った友人たちは、
音楽イベントや世界での演奏活動について話し合っていた
ベーシストであり作曲家の 森田悠介 @bassyusuke
ジャズピアニストの 桑原あい @aikun_4649

全く違う領域の友人たちと、全く違うトピックで会話をし、
めまぐるしく回転していく世界の中、
僕は、混沌とした、最高に楽しい毎日をおくっている。

そして、最後に朝まで語り合った親友は、
そんな僕の生活に、もうそろそろその混沌さを収束し、
地に足をつけて何かを発信していく時に来ているのではないかと、
真っ直ぐに語りかけてくれた。

僕は、そんな毎日の中を生き、
今、親友の言葉が胸をざっくり突き刺して、
さて、春休みも、もう終わりと、人生の節目を感じている。



誰も見たことがないからこそ、見てみたい世界がある。
感じてみたい未来がある。
出会いたい自分がいる。


そんな自分がどうなるのか、
楽しみで仕方がない、そんな毎日を僕はおくっています。

2011年4月2日土曜日

30年後の世界におけるノマドと定住者の関係性

フランスの経済学者 ジャック・アタリの書籍に興味深い情報があった。



-

「30年後には人口の50%が増加、都市の人口は2倍になる。
衛生面において、農村地帯より危険性が高く、
連帯感の薄い都市部では深刻な問題に。
手段の進歩、自由の拡大から母国以外で暮らす人々は15億人に達する。
その様な背景から放浪(ノマディズム)が復活。」


人口増加の問題と、それによってノマドが発生せざるを得ないという予言。
ノマドにもいくつかの種類があり、住む地域の状況によって
移動せざるを得ない"下層ノマド"、
また、そうではなく自らの意思で世界を飛び回る
"超ノマド"がいる。
この記述から、日本でも下層ノマドが生まれることを予感させる。

-

「将来の重要課題は、我々の中の定住者次元と、
ノマド的次元を一致させることにある。」


これはつまり、前記事でも書いた定住者とノマドの共存を意味する。
また、僕と友人たちで受賞した、電通・博報堂主催のコンペ
MIRAI DESIGN AWARD 2030にて、提言した
ノマドパスポート -NOMAPO-」もまさにそのことを述べている。




-

「定住者は自分がかつてノマドだったこと、あるいはいつの日かノマドなることを念頭において、ノマドの人々を快く受け入れ、彼らの考えを寛容に受け止め、彼らを助けなければならない」

「定住者ノマド境遇になった時は、自分がかつて定住者だったこと、あるいはいつか定住者であったことを忘れず、居住地で適切に行動し、身を置いている場所の生活習慣に従うことを積極的に受け入れなくてはならない。」


まさに今僕は、後者の立場にあり、お世話になっている友人たち、
ひいては関わる全ての人達に前者の経験を強いている状況にある。
もし彼の言うことが正しく、この経験が将来価値を生むものであれば、
僕は、少しばかりほっとする。

-

「ノマドであると同時に定住者でもあるという二元性、歴史のはじめからあるこの対立の克服、旅への欲望を失わないこの定住生活は、グローバル化した世界を人間が生き抜くただひとつの方法だと私には思われる。」


そう占められたこのテーマは、僕の考える未来像とぴったり一致していた。
価値観の多様化、全く異質なものを受け入れる寛容性、
そこから生まれる未来の社会像。
誰もが見たことのない21世紀の世界は、衣食住という人間根本のカオスから生まれる。

-

30年後の世界におけるノマドと定住者の関係性、
誰もがノマドに成り得る世界、
今、僕のライフスタイルは、そのちょっとした先取りなのかもしれない。

ノマドの定義は何なのか "ノマドの7つの法則"





「ノマド」とは何か。

僕を含め、今日「ノマド」という言葉が頻繁に使われている。

日本では、「ノマドワークス」=オフィスや家以外のカフェ等で仕事すること
として頻繁に用いられたり、とにかく外をうろうろすることをノマドと言ったり、
曖昧な言葉故にその定義は日々広くなっている様に感じる。

僕も、ノマドです、と言う時に、果たして僕はノマドなのか、
ノマドはどこからどこまでノマドなのか、そもそもノマドとは何かと考える。

つい先日、ノマド600日突破記念パーティーを開催した際に、
「ノマドに興味がある」という10代の少年と出会った。
彼は、ノマドという概念に興味を持ち、
どこででも通えるオンライン大学に進学を決め、
日々自由な時間を精力的な行動力で有効活用していた。

さて、600日家を無くした僕は、彼に「ノマド」をどう説明すべきか。

フランスの経済学者であるジャック・アタリの言葉をかりれば、

超ノマド
=クリエイター階級
=中心都市の栄枯盛衰に最も敏感なエリートビジネスマン、
学者、芸術家、芸能人、スポーツマン


だと言う。

つまり、社会的影響力と強い能力を持ちながら、遊牧民的生活を行う人だと言う。
アメリカの社会学者であるリチャード・フロリダの提唱する
"クリエイティブクラス"も、その理解の助けになるに違いない。

また、ウィキペディアをひらいてみるとノマドとはこうある。

英語で遊牧民の意味。 

遊牧民とは、人類の生活類型の二大区分である移動型と定住型のうち
移動型の遊牧を生業とする人々を指す。


だと言う。


なるほど、この2つを照らし合わせると見えてくるものがある。
まとめると、僕が思う、ノマド 7つの法則とはこうだ。


1.ノマドとは、現代社会における2つのライフスタイル 
定住型と移動型の後者にあたる生き方をしている


 * ノマドと定住者は共存する。各々に得意分野、役割があり、
  その双方があってこその未来社会が存在する

2.ノマドとは、場所やモノに束縛されることなく
自由生活を送っている人々である


 * ノマドにとって、移動は呼吸することと同じようなもの。
  それを実現するための体力、精神力を兼ね備える。

3.ノマドとは、強い寛容性を持ち、
人の多様性を是とし、環境の変化にも強い


 * ノマドは、いかなる人、いかなる環境であれ受け入れる自己を確立している。
  環境変化によってストレスを感じることがない。

4.ノマドは、突出した創造性と個性無しにはあり得ない。
その双方がノマドというライフスタイルを支える鍵。


 * ノマドは、個人でありながら対等に企業や団体とプロジェクトを動かす。
  それ相応の能力、価値がなければならない。

5.ノマドは先天的な能力に関係なく、コミュニケーション能力に長けており、
広く深いネットワークを持つ。


 * ノマドは、開拓されたコミュニケーション能力を持ち、
  広い領域の話題に精通する知識を持っている。

6.ノマドは、模倣不可能な経験、
五感で感じられるその時にしかない情報に強い興味を示す。


 * インターネットやデジタルで誰でもアクセス可能な机上の情報よりも、
  現場にいかなければわからないものを大切にする。

7.ノマドとは、自分の哲学や信念を模索し続け、
それを貫き続けている。


 * ノマドは目に見えない精神性を重要視している。
  反対に、これがなければノマドという生き方は難しい。



ノマドという生き方をしている人々の生き様、
また僕自身がこの生き方をして得られた自分の変化、
ノマドについて鋭い分析をしているいくつかの情報から得たものを総合して、
覚書のように記したものが上記のいくつかである。

ただ、ひとつはっきりしているのは、ノマドの本質は、ただ家をなくすことや、
モノを捨てること、移動することにあるわけではない。
その奥にある、根本的な精神の構造変化にあると、予感している。

これらの定義を考えると、僕はまだまだノマド見習い中だ。

著しい変化があるこの時代、
その流れを見つめれば見つめるほど、
ノマドというライフスタイルが持つ役割がみえてくる。


参考書籍: