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芸術家。ミュージシャンの両親のもとに生まれる。twitter : @kohpon999 慶應義塾大学総合政策学部 坂井直樹研究会所属。ブランディングを学ぶ。研究:ソフトパワー戦略、ノマドライフスタイル実践、エンタテイメントとソーシャルイノベーション。在学中に電通・博報堂主催 MIRAI DESIGN AWARD2030受賞、それをきっかけに情報ブランド "NOMAD TV"を創設。Mckinsey & Company主催 Mckinsey School Of Leadership合格、1期生。2012年は、非定住のまま、アーティスト修行中。>>more.

2011年2月15日火曜日

"寿命"という有限性を超えていくために




僕は、人間の可能性は無限大だと信じている。


どんなに不可能だと思われるアイデアであれ、
それが、未来を創っている。

しかし、人間は、決して超えられない限界も持ち合わせている。
それは、寿命だ。人は、必ず、いつか死ぬ。

よく人間は平等だ、と言葉では言うが、
実際は、決してそうではない。
しかし、"生きる"とは、時間が限られているという点において
絶対的に平等となる。





無論、その定義にもよりけりではあるが、
生まれる環境も違えば、先天的な能力も違う。
しかし、やはり、皆いつか死ぬ。
その長さは違えど、
必ず終わりがくるということだけは、皆一緒だ。


しかし、やりたいことは止めどない。
あれもしたい、これもしたいと思えど、時間という資源は限られている。
どれが一番かを選択し、その鋭さを増して行かなければいけない。

ただ、不老不死の命は地獄の始まりだろうから、必要ない。
物語と一緒で、だらだら続ければ良いというものではなく、
人生は、終わりあるからこそ、美しい。
やはり、その制限の中で、
寿命という有限性を超えていく挑戦をしないと、
僕は死ぬ時、後悔してしまうに違いない。





インターネットによって、あらゆる情報がデジタル化され、
享受出来る情報量が爆発的に増えた現代社会。
高度経済成長を経て、基本前提はすべて整った中、
何でも出来る自由が広がるこの時代において、
時間の密度を濃厚にする自由を持つ。
それが、今を生きる若者の特権だ。

無論、その自由さは心に重くのしかかることもある。
欠乏が欠落した時代は、「何がしたいのか」という答えを求められる。
つまり、自己対峙をしなければならない。
自分の欲望をダイレクトに求められること、
それを表現することは簡単ではない。

今日言われている、教育の最もの問題点はそこではなかろうか。
時代に反対する教育を、幼児期から続けてしまっている。
それでは社会に出た瞬間、突然現れる自由さという重力を前に、
苦しんでしまうのは、納得がいく。

僕は、中学の授業はほとんど真面目に聞かず、
幸いにも、高校にも行っていないので、
その洗脳を受けることはなかったのだが。
客観的に見た高校制服は、どうにも奇妙なものに見えた。





家を無くしたひとつの理由は、そんな時代の流れを感じたこともあった。

当時、六本木ヒルズとミッドタウンを望む西麻布に住んでいた僕は、
日々、生きるということとは何か考えていた。
この21世紀を生きる責任として何を果たすべきなのか。
2009年初頭、twitterはまだユーザー数も少なかったが、
その存在から、今のようなコミュニケーションの形は容易に想像できた。

激的に色んな人と知り合っていける世界。
生身の人間が、光回線を伝う情報の様、
アナログ世界を飛び回るような毎日。

今まででは考えられなかった時間の密度、
家でぼーっとテレビを見るのとは比べ物にならないくらい
エキサイティングな経験があるに違いないと確信した。

そう考えたとき、「住む」という生き方に疑問が浮かんだ。
当時は、「家を無くす」と言うと、皆が反対したし、肯定する人は少なかった。

しかし、今はどうだろうか。

この生活をはじめて以来、「ノマドをはじめました」と言う学生何人と出会ったか。
企業の社長で家をあえて無くした人がいると聞いたりもする。
シェアハウスなどの流行もまたそれに関係している。
情報量の話と絡めれば、ほとんどの人が深く納得してしまう世の中。
学生唯一のノマドと、多くの人に興味関心を持ってもらえるようにもなった。






そのように、ライフスタイルが多様化する背景の根本は、
「"寿命"という有限性を超えていくために」、ここにあるように思う。

本能的に、時代の流れを読み取り、
より常に終わりに向かう有限の時間の密度を高めよう高めようと、
人々が動き始めた始まりではないだろうか。

ライフスタイルは、人生に密接に結びつく。
その変化を楽しむ若者が増えてきていることも、また面白い。

これからの世界は、より複雑化していく。
それにつれて、寿命の有限性を更に、超えていけるのではないか。

だからこそ、やはり、
人間の可能性は無限大だと、嬉しくなる。

僕よりも下の世代は、
僕の世代よりもその可能性が爆発しやすい、よりカオスな世界を生きるのだ。


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